福岡のエモい広告 看板 サイネージ、おすすめの広告枠
福岡の総合広告代理店千年市場です。
エモい広告って理想的です。エモい=心が揺さぶられてなんとも言えない気持ちになる。そんな感情を動かす広告は、その場で売上にならなくても認知アップの面ではプラスに働くメリットがあります。
天神、博多、北九州、九州道、都市高速、地下鉄、JR、西鉄など、福岡のエモい広告をご紹介していきます。
がんばろう。しろが待っている。白岳しろ|高橋酒造
福岡都市高速の千鳥橋ジャンクションに立つ大きな看板。
天神北ランプから乗って福岡インター方面へ向かうと見えてきますが、この近辺は朝夕決まって渋滞するエリアでイライラするゾーンなんですが、美味しそうなお酒にがんばろうって言われたら頑張っちゃいますね。
多分お仕事で車を走らせている人全員に響いているんじゃないかと思います。掲載場所と広告コンテンツが見事に合致しています。
福岡といえば芋焼酎ですがこの広告のおかげで米焼酎も飲んでみようかなと思います。
がんばろう!
タイヤピットで簡単取付!|AUTOWAY
九州道上り太宰府インター出口にドーンと構えるオートウェイの巨大看板。
この看板を見ると「あ〜、福岡に帰ってきたなあ」としみじみ思います。
他の看板を見てもそんなこと思わないのになぜだか不思議ですが、ものすごく大きな看板で夜もバキバキに輝いているので、《福岡まで来たらいいもの見れた=ご褒美》みたいな効果があるのでしょうか。
ちなみに「タイヤピット」は、ネット上のオートウェイで買ったタイヤを家の近くの車屋さんで取り付けられるサービスです。タイヤを取りに行ったり自宅で受け取ったりしなくていいので便利ですね。
辛子めんたい|福さ屋 博多通りもん|明月堂
都市高速から九州道に乗る手前などで見かけます。
辛子めんたいも通りもんも手土産としておなじみの商品ですが作っているのは別の会社。
違う会社の広告を1本でまとめてしまうのはどうなんだろうと広告会社としてはモヤモヤします。
しかし福岡といえば明太子激戦区ですから、希少価値の高い広告枠はライバル同士が一緒に掲載されるのも許されるのでしょう。
福岡に遊びに来た人に最初に印象付けてしてしまうのは上手い手法です。時々回転しています。
昆布漬辛子めんたい|かば田
さらに福岡インターに近づくと私の親類も大好きなかば田のめんたい看板がお目見え。
かなり大型。福岡インターから出張や帰省で出ていく人に途中のサービスエリアで買ってもらう戦略でしょうか。
裏面は赤に色変えする手の込んだ仕掛け。インター付近でお土産系の広告を見るとそれだけで旅してる気分になれるから不思議です。
三井ハイテック|MHT
九州道の北九州ネタ。八幡(やはた)インターに近づくと見えてくるかなり大型の広告塔。
ただでさえ大きな工場の上に、さらに空高く縦に真っ直ぐ看板を上げる心意気が好きです。
「三井」で「ハイテック」とくればやっぱり財閥系なのかなと思っていましたが特に関係ないようです。
この広告塔を過ぎるとインターから北九州都市高速に入るので気合いを入れるポイントになっています。
というのもここから黒崎→大谷のルートが結構カーブが多く道幅も狭くなるのでまあまあな難所だからです。
買いトリくん|高山質店
福岡でインパクトのある広告といえば高山質店。
TVCMが面白いことでも有名ですが店舗看板も独特の赤と買いトリくんの黄色がイヤでも目をひきます。
メルカリやヤフオクなどネットで物が処分できる時代ですが街の元気のバロメーターとしてがんばっています。
案内看板は福岡市内のいたるところで見かけます。どの看板にもルート案内がついています。
福岡くん|FBS福岡放送
「福岡くん」は福岡県のあれこれを根掘り葉掘り検証するFBSのバラエティー番組。
パラシュート部隊の斉藤優と局アナの伊藤舞が出演中。
おしゃれなFBSのビルを番宣の大型幕であえて汚しているところがすごい。
福岡県民以外は1ミリも面白くないとデカデカと書いてありますが、よくよく考えるとそれって地方番組のあるべき姿なのではないかと思います。
反対側は比較的まともな番宣ポスター。
ソラリアビジョン|西日本鉄道
地元の鉄道会社西鉄が運営する大型サイネージ。
写真の渡辺通り沿いや岩田屋新館、地下街、西鉄福岡(天神)駅下など天神だけで4ヶ所に設置されていて動画広告を流すなら最適な場所です。
お値段は4ヶ所で1週間にのべ1300回以上オンエアされて30万円から。
西鉄の福岡駅、ソラリアステージ、ソラリアプラザは1ヶ所にまとまっていて駅直結なので天神を広告ジャックする際によく使われます。
ソラリアプラザ中央の吹抜にプロセカのバナーが掲出されたこともありました。
アップル福岡|Apple
天神西通りにあるAppleの路面店。
歩いているだけでワクワクする西通りのど真ん中にあってリンゴのロゴマークと箱だけのシンプルな店構え。
ガラス張りの向こうにディスプレイや人の様子が丸見えなのでつい目が向いてしまいます。お店、スタッフ、お客さまを全て広告にしてしまう巧みな造りです。
植栽は街路樹ではなく敷地内に植えている専有物なのもポイント。下を歩くと公園に訪れたような気分になれます。
ミスタードーナツ大濠ショップ|株式会社ダスキン
福岡市を代表する都市公園「大濠公園」入口にあるミスタードーナツです。
こちらのお店もApple福岡と同じくついつい見てしまうお店づくりをしています。
なぜならお店の中にメリーゴーランドがあるから!
福岡のファミリーなら一度は訪ねたことがあるのではないでしょうか。お子様は間違いなく大喜びします。今では全国でも希少な例だそうです。
店内のお客様に配慮してかブラインドがかかっていたりして外からはよく見えないようになっているのでぜひ店内でドーナツを頬張りながらご覧ください。
ミスタードーナツは日曜日の家族のご褒美です。
Cassina ixc.|カッシーナ・イクスシー福岡店
中央区渡辺通にあるF.Tビルディング。
FTは福岡トヨタの略で本社やショールーム、イベントホール「スカラエスパシオ」などが入居していますが、このビルの格をぐんと上げているのは、白と黒でシンプルを極めた「Cassina ixc.」の看板でしょう。
イタリアの高級インテリアブランド「カッシーナ」の日本総代理店で、店舗としては福岡、青山、大阪、名古屋、札幌の5箇所しかありません。
横浜神戸を差し置いて福岡にお店があるのは誉れ高いことですが、硬質なファサードのビルはガラス張りなのに中が全く見えないようになっていて、入りずらい雰囲気満載なところが逆にエモいです。
2023年秋発売のソファ「マラルンガ50」は1人掛け200万2,000円から!
Let’s Move|呉工業株式会社
天神から博多に向かう住吉通りにあるクレ5-56の看板。
「さあ、行こうぜ」と行動を促す時に使われる Let’s Move と、スムーズな動きを復活させる潤滑スプレーの5-56を掛けているところがユニークです。
CRC5-56は金属のサビ止めや潤滑、洗浄に使えるオイルスプレー。 強い浸透力で金属表面の水分と置換し、薄い被膜を形成することで、すぐれた潤滑性と防錆性を発揮します。
サラダ油・小麦粉といえば、やっぱり理研|理研農産化工株式会社
福岡市中央区赤坂に昔からある看板。
理研といえば理化学研究所が頭に浮かぶので(なぜサラダ油・小麦粉といえば理研なの?)という疑問が湧きますが、こちらは理研農産化工(株)という東区箱崎ふ頭に本社がある地元企業です。
製油・製粉・肥料の製造販売を主業としています。
本家理化学研究所との関わりも深く、名称を使う許可も取られているそうです。
シェフの帽子部分をあえてはみ出させてプロフェッショナル感を強調しているところがポイント。なぜ赤坂のオフィス街に食品の看板を出しているのか疑問を持たれると思いますが、よく見るとビルの名前が「理研ビル」。
自社ビルに自社の広告出しても文句は言えないですね。納得の答えが出たのでした!
ゴリッパくんのお母さんゴリラ|鳥飼ハウジング株式会社
早良区の室見川沿いに建つマンションにぶら下がるゴリラのオブジェ広告は、不動産会社「鳥飼ハウジング」のキャラクター『ゴリッパくん』のお母さん。
以前は六本松のビルにいた「ゴリッパくんオブジェ」と対を成していましたが、2023年現在お母さん一頭でがんばっています。
明治通りに大きく突き出したセクシーな(?)オブジェはいやでも目につきます。
しかし何の説明もないのでつい検索してしまい、鳥飼ハウジングのサイトに吸い込まれてしまうという算段ですね。
似顔絵看板|マリナ通りクリニックモール
福岡でよく見る看板の一つにクリニックモールの似顔絵看板があります。マリナ通りクリニックモールだけではなく他のモールや個人病院でも見かけます。
あまりによく見かけるので全国的なトレンドなのかと思っていたら、どうやら福岡だけみたいです。
これはもう仕掛けた広告会社の勝利と言えるでしょう。
この看板には潜在的に本物の顔を想像させてしまう力があります。さらに想像力豊かな人は実際に病院に行って本人に会った時のリアクション(そっくりで驚いた、全然違って笑ってしまった)までイメージするかもしれません。
医療機関の広告は医療法により表現が厳しく規制されています。虚偽広告はもちろん、誇大広告も比較優良広告も禁止。体験談の掲載もダメなら、ビフォー・アフターの写真を掲載する場合、「治療内容」「期間・回数」「費用」「リスク・副作用」等、詳細な情報提供をあわせておこなう必要があります。
そんな環境下でいかに目を止めさせ、覚えてもらうか工夫しなければならないので大変です。
デザインは、加減です。|福岡デザイン専門学校
福岡市中央区赤坂の福岡デザイン専門学校にある看板というより掲示板ですが、歴史の重みや創立者の個性が際立つコンテンツが目を惹きます。
企業でも学校でもホームページを見れば概要や沿革は載っていますが、道ゆく人、通学する学生にも見える場所に掲出することで、この場所に在る意味や歴史に思いを馳せる効果があってとてもエモい広告です。
オープンキャンパスに来られた保護者の方にはよく響くのではないかと思います。
看板や交通広告など、自宅の外で接する広告をOOH(Out Of Home)広告と言います。その代表とも言える看板は、その気がなくてもつい目を止めてしまううえに、文字があれば読んでしまうので、刷り込み効果が強いメディアだと言えます。
JRの博多駅や中洲、地下鉄の看板やサイネージ、地元WEBメディアなどご紹介したい福岡の広告がたくさんありますのでどんどん追加していきます!
【参考記事】
福岡の総合広告代理店千年市場です。
エモい広告って理想的です。エモい=心が揺さぶられてなんとも言えない気持ちになる。そんな感情を動かす広告は、その場で売上にならなくても認知アップの面ではプラスに働くメリットがあります。
天神、博多、北九州、九州道、都市高速、地下鉄、JR、西鉄など、福岡のエモい広告をご紹介していきます。
がんばろう。しろが待っている。白岳しろ|高橋酒造
福岡都市高速の千鳥橋ジャンクションに立つ大きな看板。
天神北ランプから乗って福岡インター方面へ向かうと見えてきますが、この近辺は朝夕決まって渋滞するエリアでイライラするゾーンなんですが、美味しそうなお酒にがんばろうって言われたら頑張っちゃいますね。
多分お仕事で車を走らせている人全員に響いているんじゃないかと思います。掲載場所と広告コンテンツが見事に合致しています。
福岡といえば芋焼酎ですがこの広告のおかげで米焼酎も飲んでみようかなと思います。
がんばろう!
タイヤピットで簡単取付!|AUTOWAY
九州道上り太宰府インター出口にドーンと構えるオートウェイの巨大看板。
この看板を見ると「あ〜、福岡に帰ってきたなあ」としみじみ思います。
他の看板を見てもそんなこと思わないのになぜだか不思議ですが、ものすごく大きな看板で夜もバキバキに輝いているので、《福岡まで来たらいいもの見れた=ご褒美》みたいな効果があるのでしょうか。
ちなみに「タイヤピット」は、ネット上のオートウェイで買ったタイヤを家の近くの車屋さんで取り付けられるサービスです。タイヤを取りに行ったり自宅で受け取ったりしなくていいので便利ですね。
辛子めんたい|福さ屋 博多通りもん|明月堂
都市高速から九州道に乗る手前などで見かけます。
辛子めんたいも通りもんも手土産としておなじみの商品ですが作っているのは別の会社。
違う会社の広告を1本でまとめてしまうのはどうなんだろうと広告会社としてはモヤモヤします。
しかし福岡といえば明太子激戦区ですから、希少価値の高い広告枠はライバル同士が一緒に掲載されるのも許されるのでしょう。
福岡に遊びに来た人に最初に印象付けてしてしまうのは上手い手法です。時々回転しています。
昆布漬辛子めんたい|かば田
さらに福岡インターに近づくと私の親類も大好きなかば田のめんたい看板がお目見え。
かなり大型。福岡インターから出張や帰省で出ていく人に途中のサービスエリアで買ってもらう戦略でしょうか。
裏面は赤に色変えする手の込んだ仕掛け。インター付近でお土産系の広告を見るとそれだけで旅してる気分になれるから不思議です。
三井ハイテック|MHT
九州道の北九州ネタ。八幡(やはた)インターに近づくと見えてくるかなり大型の広告塔。
ただでさえ大きな工場の上に、さらに空高く縦に真っ直ぐ看板を上げる心意気が好きです。
「三井」で「ハイテック」とくればやっぱり財閥系なのかなと思っていましたが特に関係ないようです。
この広告塔を過ぎるとインターから北九州都市高速に入るので気合いを入れるポイントになっています。
というのもここから黒崎→大谷のルートが結構カーブが多く道幅も狭くなるのでまあまあな難所だからです。
買いトリくん|高山質店
福岡でインパクトのある広告といえば高山質店。
TVCMが面白いことでも有名ですが店舗看板も独特の赤と買いトリくんの黄色がイヤでも目をひきます。
メルカリやヤフオクなどネットで物が処分できる時代ですが街の元気のバロメーターとしてがんばっています。
案内看板は福岡市内のいたるところで見かけます。どの看板にもルート案内がついています。
福岡くん|FBS福岡放送
「福岡くん」は福岡県のあれこれを根掘り葉掘り検証するFBSのバラエティー番組。
パラシュート部隊の斉藤優と局アナの伊藤舞が出演中。
おしゃれなFBSのビルを番宣の大型幕であえて汚しているところがすごい。
福岡県民以外は1ミリも面白くないとデカデカと書いてありますが、よくよく考えるとそれって地方番組のあるべき姿なのではないかと思います。
反対側は比較的まともな番宣ポスター。
ソラリアビジョン|西日本鉄道
地元の鉄道会社西鉄が運営する大型サイネージ。
写真の渡辺通り沿いや岩田屋新館、地下街、西鉄福岡(天神)駅下など天神だけで4ヶ所に設置されていて動画広告を流すなら最適な場所です。
お値段は4ヶ所で1週間にのべ1300回以上オンエアされて30万円から。
西鉄の福岡駅、ソラリアステージ、ソラリアプラザは1ヶ所にまとまっていて駅直結なので天神を広告ジャックする際によく使われます。
ソラリアプラザ中央の吹抜にプロセカのバナーが掲出されたこともありました。
アップル福岡|Apple
天神西通りにあるAppleの路面店。
歩いているだけでワクワクする西通りのど真ん中にあってリンゴのロゴマークと箱だけのシンプルな店構え。
ガラス張りの向こうにディスプレイや人の様子が丸見えなのでつい目が向いてしまいます。お店、スタッフ、お客さまを全て広告にしてしまう巧みな造りです。
植栽は街路樹ではなく敷地内に植えている専有物なのもポイント。下を歩くと公園に訪れたような気分になれます。
ミスタードーナツ大濠ショップ|株式会社ダスキン
福岡市を代表する都市公園「大濠公園」入口にあるミスタードーナツです。
こちらのお店もApple福岡と同じくついつい見てしまうお店づくりをしています。
なぜならお店の中にメリーゴーランドがあるから!
福岡のファミリーなら一度は訪ねたことがあるのではないでしょうか。お子様は間違いなく大喜びします。今では全国でも希少な例だそうです。
店内のお客様に配慮してかブラインドがかかっていたりして外からはよく見えないようになっているのでぜひ店内でドーナツを頬張りながらご覧ください。
ミスタードーナツは日曜日の家族のご褒美です。
Cassina ixc.|カッシーナ・イクスシー福岡店
中央区渡辺通にあるF.Tビルディング。
FTは福岡トヨタの略で本社やショールーム、イベントホール「スカラエスパシオ」などが入居していますが、このビルの格をぐんと上げているのは、白と黒でシンプルを極めた「Cassina ixc.」の看板でしょう。
イタリアの高級インテリアブランド「カッシーナ」の日本総代理店で、店舗としては福岡、青山、大阪、名古屋、札幌の5箇所しかありません。
横浜神戸を差し置いて福岡にお店があるのは誉れ高いことですが、硬質なファサードのビルはガラス張りなのに中が全く見えないようになっていて、入りずらい雰囲気満載なところが逆にエモいです。
2023年秋発売のソファ「マラルンガ50」は1人掛け200万2,000円から!
Let’s Move|呉工業株式会社
天神から博多に向かう住吉通りにあるクレ5-56の看板。
「さあ、行こうぜ」と行動を促す時に使われる Let’s Move と、スムーズな動きを復活させる潤滑スプレーの5-56を掛けているところがユニークです。
CRC5-56は金属のサビ止めや潤滑、洗浄に使えるオイルスプレー。 強い浸透力で金属表面の水分と置換し、薄い被膜を形成することで、すぐれた潤滑性と防錆性を発揮します。
サラダ油・小麦粉といえば、やっぱり理研|理研農産化工株式会社
福岡市中央区赤坂に昔からある看板。
理研といえば理化学研究所が頭に浮かぶので(なぜサラダ油・小麦粉といえば理研なの?)という疑問が湧きますが、こちらは理研農産化工(株)という東区箱崎ふ頭に本社がある地元企業です。
製油・製粉・肥料の製造販売を主業としています。
本家理化学研究所との関わりも深く、名称を使う許可も取られているそうです。
シェフの帽子部分をあえてはみ出させてプロフェッショナル感を強調しているところがポイント。なぜ赤坂のオフィス街に食品の看板を出しているのか疑問を持たれると思いますが、よく見るとビルの名前が「理研ビル」。
自社ビルに自社の広告出しても文句は言えないですね。納得の答えが出たのでした!
ゴリッパくんのお母さんゴリラ|鳥飼ハウジング株式会社
早良区の室見川沿いに建つマンションにぶら下がるゴリラのオブジェ広告は、不動産会社「鳥飼ハウジング」のキャラクター『ゴリッパくん』のお母さん。
以前は六本松のビルにいた「ゴリッパくんオブジェ」と対を成していましたが、2023年現在お母さん一頭でがんばっています。
明治通りに大きく突き出したセクシーな(?)オブジェはいやでも目につきます。
しかし何の説明もないのでつい検索してしまい、鳥飼ハウジングのサイトに吸い込まれてしまうという算段ですね。
似顔絵看板|マリナ通りクリニックモール
福岡でよく見る看板の一つにクリニックモールの似顔絵看板があります。マリナ通りクリニックモールだけではなく他のモールや個人病院でも見かけます。
あまりによく見かけるので全国的なトレンドなのかと思っていたら、どうやら福岡だけみたいです。
これはもう仕掛けた広告会社の勝利と言えるでしょう。
この看板には潜在的に本物の顔を想像させてしまう力があります。さらに想像力豊かな人は実際に病院に行って本人に会った時のリアクション(そっくりで驚いた、全然違って笑ってしまった)までイメージするかもしれません。
医療機関の広告は医療法により表現が厳しく規制されています。虚偽広告はもちろん、誇大広告も比較優良広告も禁止。体験談の掲載もダメなら、ビフォー・アフターの写真を掲載する場合、「治療内容」「期間・回数」「費用」「リスク・副作用」等、詳細な情報提供をあわせておこなう必要があります。
そんな環境下でいかに目を止めさせ、覚えてもらうか工夫しなければならないので大変です。
デザインは、加減です。|福岡デザイン専門学校
福岡市中央区赤坂の福岡デザイン専門学校にある看板というより掲示板ですが、歴史の重みや創立者の個性が際立つコンテンツが目を惹きます。
企業でも学校でもホームページを見れば概要や沿革は載っていますが、道ゆく人、通学する学生にも見える場所に掲出することで、この場所に在る意味や歴史に思いを馳せる効果があってとてもエモい広告です。
オープンキャンパスに来られた保護者の方にはよく響くのではないかと思います。
看板や交通広告など、自宅の外で接する広告をOOH(Out Of Home)広告と言います。その代表とも言える看板は、その気がなくてもつい目を止めてしまううえに、文字があれば読んでしまうので、刷り込み効果が強いメディアだと言えます。
JRの博多駅や中洲、地下鉄の看板やサイネージ、地元WEBメディアなどご紹介したい福岡の広告がたくさんありますのでどんどん追加していきます!
【参考記事】