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コンサルと広告代理店って違うの?どっちに相談するのがベスト?

INFORMAITION

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コンサルと広告代理店って違うの?どっちに相談するのがベスト?

 

 

こんにちは。福岡の広告代理店千年市場です。

 

広告代理店は広告制作や出稿の代理だけしているわけではありません。最近は企業様のお悩み相談を受けてアドバイスするようなコンサルティング業務も増えています。

 

広告会社は商品やサービスを売るために、どのように世の中に告知したら良いかを常に考えています。そのためには商品の性能はもちろんのこと、商品の立ち位置や商品が生まれた経緯など関連する背景まで知る必要があります。

 

また商品を知ったお客様が実際に購入してくれるかどうかや、販売する上で起きるトラブルにも気を配らないと、このまま広告を続けてもいいのか次の一手を考えた方がいいのか判断できません。

 

そうなると自然な流れとして企業様や事業そのものにも興味を持って接することになります。商品や数字より社員様や現場に近いところで何が起きているのかを知りたくなってしまうのです。

 

こんなことを言うと本業の方から怒られそうですが、広告とコンサルはなかなか似ている部分があるのです。

 

 

一般的なコンサルタントが備えている主な特徴

 

 

1.専門知識と経験豊富な人材

 

コンサルタントは、自分の専門分野に関して深い知識と経験を持っています。業界のトレンドや成功事例に詳しく、クライアントに最も効果的なアドバイスを提供するために必要な知識を持っています。

 

例えばITコンサルティングの分野で考えるなら、最新のテクノロジートレンドやセキュリティの最新事情に詳しく、クライアントに最適なシステム構築やプロジェクト管理のアドバイスを提供できます。

 

2.分析力と問題解決能力

 
コンサルティングの仕事では、複雑な問題を分析し、解決策を見つける能力が重要です。そして、複雑な課題を明確に整理し、創造的な解決策を提案することが求められます。

 

経営戦略のコンサルティングの場合、産業動向や情勢状況とクライアントのビジネスを比較してネックとなる問題を特定し、最適な戦略を立てる能力を持っています。

 

3.コミュニケーション能力

 

優秀なコンサルタントは、優れたコミュニケーションスキルを持っています。 クライアントとのスムーズなコミュニケーションを図り、ニーズや目標を理解するために適切な質問をすることができます。専門用語を避けて複雑な概念をわかりやすく説明する能力も必要です。

 

4.プロジェクト管理能力

 

プロジェクトの成功に向けて効果的に計画し、管理する能力が求められるのもコンサルタントの仕事の一つです。プロジェクトの目標、期間を明確にし適切な資源を投下、進捗状況を追跡し必要な調整を行わなければなりません。また、チームのメンバーやクライアントとの協力関係を構築し、プロジェクトを合意に進める推進力も重要です。

 

もし組織改革のコンサルティングを考えるなら、変革の計画を立てる、チームを組織する、進捗状況を管理する、関係者とのコミュニケーションを話し合いながら実行するなどの能力が必要になるでしょう。

 

5.プロ意識と倫理観

 

優秀なコンサルタントは、高い倫理観と職業倫理を持って行動します。クライアントの機密情報を正しく保護し、倫理的な立場とコンプライアンスに従って行動します。

 

 

全否定するコンサルってどうなの?

 

ある経営者様から「コンサルなんてのはお客が言うことを全否定しておけば仕事になるんだよ」と教えていただいたことがあります。

 

どんな痛い目にあったのか推し測られる大胆発言でしたが、的を得ているなと思う部分もありました。

 

なぜなら外部のコンサルに依頼するのは自社だけでは解決できない問題があるからです。顧客の言い分をすべて肯定していても問題解決にはなりません。全否定はやり過ぎかもしれませんが、問題意識を持って取り組むのはコンサル業務には必要です。

 

 

では広告コンサルティングとは何か

 

千年市場がしているような広告系のコンサル業務では、そこまで否定することはありません。

 

なぜなら広告コンサル業はお客様が描いた完売ストーリーを肉付けして実行することが目的だからです。

 

どちらかといえば「戦友」とか「パートナー」といった感じでしょうか。経営者の方から担当の方まで話しやすい関係を作る例が多いです。

 

お客様のストーリーを客観性、知識、データを利用して解析し、クリエイティブの力で魅力アップ、より良いストーリーにして実行するのが理想的です。どんなにいいアイディアだとしてもストーリーを否定する提案を行った場合不採用になることが多くなります。

 

以下に広告やマーケティングにおけるコンサルタントの役割を挙げます。

 

 

1.市場のリサーチと分析

 

広告コンサルタントは市場のトレンド顧客のニーズを分析し、競合の活動を評価します。市場調査や消費者の洞察を活用して、顧客にとって有益な市場やターゲットを特定します。

 

2.戦略の開発

 

市場調査の結果をベースに、クライアントに適した広告およびマーケティング戦略を開発します。クライアントの目標やブランドのポジションに基づいて、効果的なメッセージやメディアの選択、キャンペーンのタイミングなども策定します。

 

3.広告キャンペーンの実施

 

クライアントの広告キャンペーンの計画と実施を支援します。商品の魅力を伝える効果的な広告を制作し配信、キャンペーンの進行管理やパフォーマンスの評価を行い、必要に応じて修正や追加の提案を行います。

 

4.デジタルマーケティングの策定と実施

 

広告以外のデジタルマーケティング戦略を策定し実行します。今は広告だけで販売が順調にいく時代ではありませんのでwebメディア(クチコミやPRなど)での拡散の実施、SNSキャンペーンの企画運営も必ず行います。

 

連動して顧客の自社メディア内のコンテンツや、メールマーケティングの運用に関与することも多くあります。

 

5.成果の評価と改善

 

広告のクリック率やコンバージョン率などのデータ分析、顧客のフィードバックの収集、収益との比較を行い、キャンペーンの改善点や調整が必要な箇所を特定し、戦術の調整、アドバイスを行います。

 

 

実は広告代理店の通常業務と変わりない広告コンサル

 

上記の5つの役割は広告代理店の通常業務とほとんど変わりありません。やはり広告とコンサルは似ている部分が多いと言えるのではないでしょうか。戦略を練る部分がメインか実行するのがメインかの違いでしかないように思います。

 

 

旧来の日本的経営手法の行き詰まりのためか、経営、戦略、人事、行政などあらゆる分野でコンサル流行りです。

 

最近ではコンサル会社がオールインワンの規格商品を用意している例もあり、戦略策定だけでなく実行力を備える方向に進化しています。

 

広告代理店側もコンサル能力を上げるために別会社を立ち上げたりコンサルティング企業と提携するなど戦略部分に力を入れています。従来から備えていたクリエイティブの部分(実行力)はまだ広告代理店側に分があるようです。

 

誰に相談したらいいのかどんどん分かりにくくなっていくと思われますが、相談相手を決める際は、提案して終わり、広告を出して終わりではなく親身になって伴走してくれる、マーケットや競合の情報をつかんでいる、成果をもとに改善案が提案できるなどを指標に選ぶと良いのではないかと思います。

 

 

 

 

【参考記事】

 

ご存じでしたか?広告代理店はいつから始まった?語源は何?そもそも広告代理店って何をするところなの?

 

広告のクリエイティブを広告代理店に依頼するメリットとは

 

【外部リンク】「コンサル会社」と「広告会社」は、競合し、融合する!?

 

 

株式会社千年市場(福岡の広告代理店)

TEL:092-533-8733

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