乳和食がいただける牧場直営レストラン「まきばの家(福岡県朝倉郡筑前町)」に行ってきました!
こんにちは。福岡で食育CSR活動などを行なっている子育て応援キャラバンです。
福岡県の筑前町に健康的な和食が食べられる牧場があると聞いて早速お邪魔しました!
牧場グルメといえばステーキやソーセージ、ソフトクリーム、プリンなどが一般的ですが、今回お邪魔した永利牧場(ながとしまきば)のレストラン「まきばの家」のメニューはなんと和食がメイン!
なぜ牧場で和食?と思われるかもしれませんが、まきばの家では牧場で採れた牛乳を取り入れた「乳和食」を提供しているのです。
いったい乳和食とはどんなお味なのでしょうか。早速いただきます!
本日の乳和食ご膳
・カッテージチーズ豆腐と夏野菜のサラダ
筑前クロダマル・乳清大葉ドレッシング
・ゴーヤのミルク煮
・もずくそうめん・乳清出汁
・さばのミルク味噌煮
・ミルクトマト肉じゃが
・乳清で炊いた十六雑穀米
・白菜と刻み昆布の乳清ポン酢漬け
・ナスの減塩ミルク味噌汁
見た目の美しさはもう完璧な和食。野菜や魚など素材本来の味をベースにしているところも和食そのもの。
シェフの猪俣聖士さんからお聞きした調理の方法も普通の和食とほとんど変わりありません。
一番の違いは和食特有の塩辛さが抑えられ、替わりに旨味が増していること。それが牛乳の力と知って驚くばかりでした。※写真:カッテージチーズ豆腐と夏野菜のサラダ・筑前クロダマル・乳清大葉ドレッシング
従来の調理法に比べ三分の一以下まで減塩しているそうです。しかもこのご膳一食で約200ccの牛乳が摂取できるそう。栄養たっぷりですね。※写真:ゴーヤのミルク煮
減塩というと「ものたりない」「おいしくない」といったイメージがつきものですが、今回の乳和食ご膳をいただいて健康食の印象がガラッと変わりました。※写真:もずくそうめん・乳清出汁
さばのミルク味噌煮。魚の臭みが綺麗に消えていてふくよかな身が楽しめます。
ミルクトマト肉じゃが。トマトの酸味を牛乳の甘みが程よくまろやかに。食べ応えもしっかりあります。
乳清で炊いた十六雑穀米。
白菜と刻み昆布の乳清ポン酢漬け。醤油をかけなくても旨味があります。
ナスの減塩ミルク味噌汁。味噌とミルクを合わせた「ミルク味噌」で塩分や出汁の摂取量を抑えると同時に旨味効果アップ。
メニューの中でもお客様から好評なのがこの「さばのミルク味噌煮」。※作り方は後ろにリンクを貼っています。
乳和食とは
乳和食とは味噌や醤油など日本の伝統的な調味料にコクや旨味を持つ牛乳(成分無調整)を組み合わせることで、食材本来の風味や特徴を損なわずに食塩やダシを減らして美味しくいただく調理法です。
小山浩子先生(こやまひろこ:料理家 管理栄養士)が開発され、Jミルクさんと普及に努められています。
普通は「牛乳と和食ってさすがに合わないのでは」と考えてしまいますが、小山先生が開発されたレシピを一度味わえばおいしさが実感できるので安心してください!
小山浩子先生プロフィール
大手食品メーカー勤務を経て2003年フリーに。
NHKをはじめ健康番組出演等幅広く活動。これまでに指導した生徒は7万人以上に及ぶ。
著作も多数あり、「目からウロコのおいしい減塩 乳和食」で2014年グルマン世界料理本大賞イノベイティブ部門世界第2位、2019年「やさしい、おいしい はじめよう乳和食」で同大賞チーズ&ミルク部門世界第2位を受賞。
健康と作りやすさに配慮したオリジナルレシピを発信し続けている。
メディアで話題の乳和食の開発者。
乳和食のメリット
・塩分過多になりやすく、カルシウムが摂取しにくい和食の栄養バランスを改善できる。
・魚介や野菜、海藻が多くとれ、油脂が少ない和食の良さをそのまま活かせる。
・薄味でも旨味とコクがあるので、お子様から高齢者まで健康に和食を楽しめる。
手軽にできる
乳和食のレシピ5選
※青文字クリックでレシピに飛べます。
出汁を減らして牛乳を足すだけ!乳和食のスター卜におすすめの簡単メニュー
赤唐辛子の辛みも生かして減塩
ミルクがしみた大根にごまの風味がぴったり
乳たんぱくでおいしい鶏そぼろに
いつものさば味噌より作り方はとっても簡単!
永利牧場では牧場体験も楽しめます!
永利牛乳株式会社さまは牧草栽培、乳牛飼育、牛乳作りを一社で賄っている全国でも珍しい企業さまです。
レストランと同じ敷地にある飼育場も見学させていただきました。
本物の牛を見る機会なんて滅多にないのでやっぱり感動的で命の源を知る心地です。
ちょっと切ないオス牛のドナドナストーリーも教えていただきました (涙)
こちらは仔牛さん。かわいい!
牧場そのものも広大ですがその周りにトウモロコシ畑も広がっていてそこも永利牛乳さんの敷地です。
メルヘンなモニュメントも、もともとは遠く離れた牧草地からでも見える時計台として働いていたそうです。
料理教室やワークショップを行うロッジ。木のいい香り。
まきばのプリンと永利牧場の牛乳
そしてデザートにいただいた「まきばのプリン」の美味しかったこと美味しかったこと!
余分なものは一切入れていないので日持ちしないし型崩れしてしまうのでレストランまきばの家とご近所の道の駅などでしか買えません。
そして忘れてならないのが「永利牧場(まきば)の牛乳」。
永利牧場の牛から採れた牛乳だけを使ったプレミアム牛乳です。牧草づくりから乳牛の血統改良までご自分の手でされてきた永利牛乳さんの「理想の牛乳」です。
こちらはレストランまきばの家のほか福岡県内のスーパーや牛乳販売店でご購入いただけますが、どこでも買えるというわけではないレア商品ですのでお気をつけください。
「乳和食」とってもオススメです!
ご家族の健康を考えて薄味(減塩)料理を心掛けているけど、もっと美味しく食べたい!食べてほしい!とお考えの方は是非一度まきばの家で「乳和食」をご体験ください。
きっと和食のレパートリーが広がると思いますし、お料理がとってもラクになる点も乳和食の大きなメリットです!
永利牛乳の長谷川章子専務のお話では、給食で飲んでいた永利F-ミルクが大好きでとうとう牧場に就職してしまった青年がいるとか、今まで牛乳嫌いだったお子様が牧場体験に来たあと牛乳が飲めるようになったなど、酪農ならではのエピソードがたくさんあるそうです。
是非お子様も一緒に永利牧場に連れて行ってあげてください。
永利牧場レストラン まきばの家
福岡県朝倉郡筑前町下高場1650-1
(日曜・不定休)
乳和食ご膳は3日前までに電話予約が必要です。
TEL/092-922-2133(太宰府工場)
https://www.nagatoshi-milk.co.jp/restaurant/
こんにちは。福岡で食育CSR活動などを行なっている子育て応援キャラバンです。
福岡県の筑前町に健康的な和食が食べられる牧場があると聞いて早速お邪魔しました!
牧場グルメといえばステーキやソーセージ、ソフトクリーム、プリンなどが一般的ですが、今回お邪魔した永利牧場(ながとしまきば)のレストラン「まきばの家」のメニューはなんと和食がメイン!
なぜ牧場で和食?と思われるかもしれませんが、まきばの家では牧場で採れた牛乳を取り入れた「乳和食」を提供しているのです。
いったい乳和食とはどんなお味なのでしょうか。早速いただきます!
本日の乳和食ご膳
・カッテージチーズ豆腐と夏野菜のサラダ
筑前クロダマル・乳清大葉ドレッシング
・ゴーヤのミルク煮
・もずくそうめん・乳清出汁
・さばのミルク味噌煮
・ミルクトマト肉じゃが
・乳清で炊いた十六雑穀米
・白菜と刻み昆布の乳清ポン酢漬け
・ナスの減塩ミルク味噌汁
見た目の美しさはもう完璧な和食。野菜や魚など素材本来の味をベースにしているところも和食そのもの。
シェフの猪俣聖士さんからお聞きした調理の方法も普通の和食とほとんど変わりありません。
一番の違いは和食特有の塩辛さが抑えられ、替わりに旨味が増していること。それが牛乳の力と知って驚くばかりでした。※写真:カッテージチーズ豆腐と夏野菜のサラダ・筑前クロダマル・乳清大葉ドレッシング
従来の調理法に比べ三分の一以下まで減塩しているそうです。しかもこのご膳一食で約200ccの牛乳が摂取できるそう。栄養たっぷりですね。※写真:ゴーヤのミルク煮
減塩というと「ものたりない」「おいしくない」といったイメージがつきものですが、今回の乳和食ご膳をいただいて健康食の印象がガラッと変わりました。※写真:もずくそうめん・乳清出汁
さばのミルク味噌煮。魚の臭みが綺麗に消えていてふくよかな身が楽しめます。
ミルクトマト肉じゃが。トマトの酸味を牛乳の甘みが程よくまろやかに。食べ応えもしっかりあります。
乳清で炊いた十六雑穀米。
白菜と刻み昆布の乳清ポン酢漬け。醤油をかけなくても旨味があります。
ナスの減塩ミルク味噌汁。味噌とミルクを合わせた「ミルク味噌」で塩分や出汁の摂取量を抑えると同時に旨味効果アップ。
メニューの中でもお客様から好評なのがこの「さばのミルク味噌煮」。※作り方は後ろにリンクを貼っています。
乳和食とは
乳和食とは味噌や醤油など日本の伝統的な調味料にコクや旨味を持つ牛乳(成分無調整)を組み合わせることで、食材本来の風味や特徴を損なわずに食塩やダシを減らして美味しくいただく調理法です。
小山浩子先生(こやまひろこ:料理家 管理栄養士)が開発され、Jミルクさんと普及に努められています。
普通は「牛乳と和食ってさすがに合わないのでは」と考えてしまいますが、小山先生が開発されたレシピを一度味わえばおいしさが実感できるので安心してください!
小山浩子先生プロフィール
大手食品メーカー勤務を経て2003年フリーに。
NHKをはじめ健康番組出演等幅広く活動。これまでに指導した生徒は7万人以上に及ぶ。
著作も多数あり、「目からウロコのおいしい減塩 乳和食」で2014年グルマン世界料理本大賞イノベイティブ部門世界第2位、2019年「やさしい、おいしい はじめよう乳和食」で同大賞チーズ&ミルク部門世界第2位を受賞。
健康と作りやすさに配慮したオリジナルレシピを発信し続けている。
メディアで話題の乳和食の開発者。
乳和食のメリット
・塩分過多になりやすく、カルシウムが摂取しにくい和食の栄養バランスを改善できる。
・魚介や野菜、海藻が多くとれ、油脂が少ない和食の良さをそのまま活かせる。
・薄味でも旨味とコクがあるので、お子様から高齢者まで健康に和食を楽しめる。
手軽にできる
乳和食のレシピ5選
※青文字クリックでレシピに飛べます。
出汁を減らして牛乳を足すだけ!乳和食のスター卜におすすめの簡単メニュー
赤唐辛子の辛みも生かして減塩
ミルクがしみた大根にごまの風味がぴったり
乳たんぱくでおいしい鶏そぼろに
いつものさば味噌より作り方はとっても簡単!
永利牧場では牧場体験も楽しめます!
永利牛乳株式会社さまは牧草栽培、乳牛飼育、牛乳作りを一社で賄っている全国でも珍しい企業さまです。
レストランと同じ敷地にある飼育場も見学させていただきました。
本物の牛を見る機会なんて滅多にないのでやっぱり感動的で命の源を知る心地です。
ちょっと切ないオス牛のドナドナストーリーも教えていただきました (涙)
こちらは仔牛さん。かわいい!
牧場そのものも広大ですがその周りにトウモロコシ畑も広がっていてそこも永利牛乳さんの敷地です。
メルヘンなモニュメントも、もともとは遠く離れた牧草地からでも見える時計台として働いていたそうです。
料理教室やワークショップを行うロッジ。木のいい香り。
まきばのプリンと永利牧場の牛乳
そしてデザートにいただいた「まきばのプリン」の美味しかったこと美味しかったこと!
余分なものは一切入れていないので日持ちしないし型崩れしてしまうのでレストランまきばの家とご近所の道の駅などでしか買えません。
そして忘れてならないのが「永利牧場(まきば)の牛乳」。
永利牧場の牛から採れた牛乳だけを使ったプレミアム牛乳です。牧草づくりから乳牛の血統改良までご自分の手でされてきた永利牛乳さんの「理想の牛乳」です。
こちらはレストランまきばの家のほか福岡県内のスーパーや牛乳販売店でご購入いただけますが、どこでも買えるというわけではないレア商品ですのでお気をつけください。
「乳和食」とってもオススメです!
ご家族の健康を考えて薄味(減塩)料理を心掛けているけど、もっと美味しく食べたい!食べてほしい!とお考えの方は是非一度まきばの家で「乳和食」をご体験ください。
きっと和食のレパートリーが広がると思いますし、お料理がとってもラクになる点も乳和食の大きなメリットです!
永利牛乳の長谷川章子専務のお話では、給食で飲んでいた永利F-ミルクが大好きでとうとう牧場に就職してしまった青年がいるとか、今まで牛乳嫌いだったお子様が牧場体験に来たあと牛乳が飲めるようになったなど、酪農ならではのエピソードがたくさんあるそうです。
是非お子様も一緒に永利牧場に連れて行ってあげてください。
永利牧場レストラン まきばの家
福岡県朝倉郡筑前町下高場1650-1
(日曜・不定休)
乳和食ご膳は3日前までに電話予約が必要です。
TEL/092-922-2133(太宰府工場)
https://www.nagatoshi-milk.co.jp/restaurant/