進路決定、不動産購入の行動をモデル化した 「アイセパム(AISEPAM)」でユーザーの動きを先読み
進学、不動産購入には従来の購買行動モデルが当てはまらない
AIDMA(アイドマ)を始めさまざまな購買行動モデルがありますが、最近のモデルでは最後がS(シェア:共有)になる法則が増えました。AISAS(アイサス)、AISCEAS(アイシーズ)、SIPS(シップス)、VISAS(ヴィサス)などです。
シェアされたSNS投稿が別のユーザーの目に止まり、新たな需要を喚起するフレームワークです。
これらはコスメや日用品、嗜好品のマーケティングでは有効なモデルですが、進学・不動産購入の事例ではそれが当てはまりません。
理由1:シェアしない
当てはまらない理由は、商品そのものにユーザーの個人情報が多く含まれているからです(居住地学力収入など)。そのため個人が学校名や住宅メーカー名をSNSにシェアすることは殆どありません。投稿の多くは公式アカウント、部活動、OBOG、協力企業の投稿です。
※匿名で口コミサイトに書き込む例はあります。
リアルなユーザーはごく限られた知人にしか告知しません。そして進学後入居後は学校もマイホームもすぐに日常と化すため、共有するのとは逆に、専有して使い倒す、最大限活用するといった楽しみ方をするようになります。
理由2:親族の許可が必要
営業現場の方から「最後の最後で親族の許可が取れなくて破談になった」という辛いお話を聞くことがあります。大きな決断にご両親、ご兄弟、ご親族が意見するのは当然かもしれませんが、そのせいでご本人が一生懸命選んだ努力がゼロになるのはいかがなものかとも思います。
更なる問題はこの許可を取るタイミングが、購入の直前またはその近辺になるのが非常に多いことです。多大な費用と手間をかけて「今すぐ客」まで育てた見込み客を、あと一歩というところで逃してしまうのは何としても避けたいことではないでしょうか。
進路決定、不動産購入の行動をモデル化した 「アイセパム(AISEPAM)」
AISEPAMは、千年市場が提唱する進路決定不動産購入におけるユーザーの行動を簡潔に表した購買行動モデルです。
A(Attention)注目・・・商品を知る
I(Interest)興味・・・・興味を持つ
S(Search)検索・・・・ネット検索する
E(Examination)検討・・購入を検討する
P(Permission)許可・・承諾を得る
A(Action)行動・・・・購入する
M(Monopoly)専有・・共有しないで楽しむ
既存のモデルをベースに、親族の許可を得る必要(P)や、購入後にSNSに拡散されくい専有性(M)を取り入れました。
こういった段階を踏むことをカスタマージャーニーとも呼びますが、旅(ジャーニー)にはトラブルやハプニングはつきものです!そんな障害をスムーズに乗り越える対策ができるように考慮したのがAISEPAMです。
ステップごとのユーザー行動と最適な対策
A(Attention)注目・・・
商品を知る
●進学/進路ガイダンス、適性検査、広告を目にする
●不動産/広告を目にする、看板を見かける、近所で建設開始、知人が家を買う
●見込み度/まだまだ客
●対策【名称を記憶に残す】/企業広告の露出、SEOの強化、#キャンペーン
I(Interest)興味・・・
興味を持つ
進学/進路で悩み出す、合同説明会に参加、先輩の口コミを見る
不動産/販売中の家やマンションが気になり出す、住宅展示場へ行く、モデルハウスへ行く
●見込み度/まだまだ客
●対策【印象を記憶に残す】/強み・独自性の訴求、イメージアップ、複数媒体への露出
S(Search)検索・・・
ネット検索する
●進学/ウェブで検索、資料請求する、オープンキャンパス、個別説明会に参加する
●不動産/ウェブで検索、検索広告を見る、公式サイトを見る、資料請求する、ポータルに登録する
●見込み度/そのうち客
●対策【検討リストに残る】/HP・LPへの集客、イベントへの集客、連絡先の獲得
E(Examination)検討・・・
購入するか検討する
●進学/他校と比較する、ミッションを気にする、ビジョンを気にする、就職先を比較する
●不動産/会社を比較する、商品を比べる、立地を選定する、家づくりを調べる、ローンを気にする
●見込み度/お悩み客
●対策【信頼を育む】/重要ポイントの反復、他社との比較表、追加情報の発信
P(Permission)許可・・・
承諾を得る
●進学・不動産/説得を試みる、メリットを集める、デメリットをつぶす、第三者評価を集める、実績をアピールする
●見込み度/今すぐ客
●対策【安心を演出する】/想定問答集、口コミのケア、認知(企業広告の露出)
A(Action)行動・・・
購入する
●進学/受験・入学
●不動産/契約
●見込み度/成約客
●対策【購入を祝福する】/セレモニー、記念品、成約特典、サプライズ
M(Monopoly)専有・・・
共有しないで楽しむ
●進学・不動産/商品に個人情報が多く含まれているためごく限られた知人にのみ知らせる。進学後、入居後はすぐに日常と化すので、自分にとってのベストバイとして専有して楽しむ工夫がなされる。一部のユーザーが口コミサイトにシェアすることもあるが、匿名のため信頼性に欠ける。
●見込み度/OB客
●対策【購入を感謝する】/アフターケアの実行、CSR活動、感謝祭、紹介キャンペーン
ユーザーの行動をAISEPAMのように分解すると、必要な施策の大枠が見えてきます。施策の具体化、実行、改善は千年市場にぜひおまかせください。
進学、不動産購入には従来の購買行動モデルが当てはまらない
AIDMA(アイドマ)を始めさまざまな購買行動モデルがありますが、最近のモデルでは最後がS(シェア:共有)になる法則が増えました。AISAS(アイサス)、AISCEAS(アイシーズ)、SIPS(シップス)、VISAS(ヴィサス)などです。
シェアされたSNS投稿が別のユーザーの目に止まり、新たな需要を喚起するフレームワークです。
これらはコスメや日用品、嗜好品のマーケティングでは有効なモデルですが、進学・不動産購入の事例ではそれが当てはまりません。
理由1:シェアしない
当てはまらない理由は、商品そのものにユーザーの個人情報が多く含まれているからです(居住地学力収入など)。そのため個人が学校名や住宅メーカー名をSNSにシェアすることは殆どありません。投稿の多くは公式アカウント、部活動、OBOG、協力企業の投稿です。
※匿名で口コミサイトに書き込む例はあります。
リアルなユーザーはごく限られた知人にしか告知しません。そして進学後入居後は学校もマイホームもすぐに日常と化すため、共有するのとは逆に、専有して使い倒す、最大限活用するといった楽しみ方をするようになります。
理由2:親族の許可が必要
営業現場の方から「最後の最後で親族の許可が取れなくて破談になった」という辛いお話を聞くことがあります。大きな決断にご両親、ご兄弟、ご親族が意見するのは当然かもしれませんが、そのせいでご本人が一生懸命選んだ努力がゼロになるのはいかがなものかとも思います。
更なる問題はこの許可を取るタイミングが、購入の直前またはその近辺になるのが非常に多いことです。多大な費用と手間をかけて「今すぐ客」まで育てた見込み客を、あと一歩というところで逃してしまうのは何としても避けたいことではないでしょうか。
進路決定、不動産購入の行動をモデル化した 「アイセパム(AISEPAM)」
AISEPAMは、千年市場が提唱する進路決定不動産購入におけるユーザーの行動を簡潔に表した購買行動モデルです。
A(Attention)注目・・・商品を知る
I(Interest)興味・・・・興味を持つ
S(Search)検索・・・・ネット検索する
E(Examination)検討・・購入を検討する
P(Permission)許可・・承諾を得る
A(Action)行動・・・・購入する
M(Monopoly)専有・・共有しないで楽しむ
既存のモデルをベースに、親族の許可を得る必要(P)や、購入後にSNSに拡散されくい専有性(M)を取り入れました。
こういった段階を踏むことをカスタマージャーニーとも呼びますが、旅(ジャーニー)にはトラブルやハプニングはつきものです!そんな障害をスムーズに乗り越える対策ができるように考慮したのがAISEPAMです。
ステップごとのユーザー行動と最適な対策
A(Attention)注目・・・
商品を知る
●進学/進路ガイダンス、適性検査、広告を目にする
●不動産/広告を目にする、看板を見かける、近所で建設開始、知人が家を買う
●見込み度/まだまだ客
●対策【名称を記憶に残す】/企業広告の露出、SEOの強化、#キャンペーン
I(Interest)興味・・・
興味を持つ
進学/進路で悩み出す、合同説明会に参加、先輩の口コミを見る
不動産/販売中の家やマンションが気になり出す、住宅展示場へ行く、モデルハウスへ行く
●見込み度/まだまだ客
●対策【印象を記憶に残す】/強み・独自性の訴求、イメージアップ、複数媒体への露出
S(Search)検索・・・
ネット検索する
●進学/ウェブで検索、資料請求する、オープンキャンパス、個別説明会に参加する
●不動産/ウェブで検索、検索広告を見る、公式サイトを見る、資料請求する、ポータルに登録する
●見込み度/そのうち客
●対策【検討リストに残る】/HP・LPへの集客、イベントへの集客、連絡先の獲得
E(Examination)検討・・・
購入するか検討する
●進学/他校と比較する、ミッションを気にする、ビジョンを気にする、就職先を比較する
●不動産/会社を比較する、商品を比べる、立地を選定する、家づくりを調べる、ローンを気にする
●見込み度/お悩み客
●対策【信頼を育む】/重要ポイントの反復、他社との比較表、追加情報の発信
P(Permission)許可・・・
承諾を得る
●進学・不動産/説得を試みる、メリットを集める、デメリットをつぶす、第三者評価を集める、実績をアピールする
●見込み度/今すぐ客
●対策【安心を演出する】/想定問答集、口コミのケア、認知(企業広告の露出)
A(Action)行動・・・
購入する
●進学/受験・入学
●不動産/契約
●見込み度/成約客
●対策【購入を祝福する】/セレモニー、記念品、成約特典、サプライズ
M(Monopoly)専有・・・
共有しないで楽しむ
●進学・不動産/商品に個人情報が多く含まれているためごく限られた知人にのみ知らせる。進学後、入居後はすぐに日常と化すので、自分にとってのベストバイとして専有して楽しむ工夫がなされる。一部のユーザーが口コミサイトにシェアすることもあるが、匿名のため信頼性に欠ける。
●見込み度/OB客
●対策【購入を感謝する】/アフターケアの実行、CSR活動、感謝祭、紹介キャンペーン
ユーザーの行動をAISEPAMのように分解すると、必要な施策の大枠が見えてきます。施策の具体化、実行、改善は千年市場にぜひおまかせください。